住宅ローンがあっても売れます
購入後10年以内に売却する方は結構多く、理由として「通勤先、通学先が遠くなった」「戸建てからマンションに引っ越したい」「手狭になった」等があります。
コロナ以降、不動産価格が上がっていることもあり、30年以上残っているローンを売却金で清算、売却益が出ています。
引き渡し時にローンの残債が0円になるように調整します
住宅ローン借り入れ中、あなたの家(土地や建物)には保証会社が担保している旨の「抵当権」が設定されています。
家を購入した際に司法書士さんが説明と手続きをしてくれたと思います(安心してください、覚えていない方が多いです)
抵当権の内容は法務局に行かずとも、誰でもネットで確認できます。
売り出し後に買主さんが見つかり、条件が合えば売買契約となります。
引き渡し日に売却金で抵当権を外し、買主さんの名義で不動産登記をします。
売却代金でローンの残債を支払う
代金を受け取った日(決済日)に抵当権を外します。手続きは司法書士さんがします。
売却金よりローンの残債が多ければ自己資金を充てることになりますが、その場合でも事前にローンの繰り上げ返済をする必要はありません。不足分を口座に入れておくだけです。
売買契約で決済日が決まったら約2週間前に銀行でローン完済の準備手続きをします。
返済予定表でローンの残債を確認しておきましょう
銀行から年に2回、返済予定表が届いてると思います。なくしたときは再発行してもらいます。
販売価格を決める際は、残債がいくらなのかを確認して売り出し価格の調整をします。
まとめ
・住宅ローンがあっても売却は出来ます。
・残債は決済日に代金で完済するスケジュールで組みます。
・事前に繰り上げ返済の必要はありません。
・ご相談時には銀行から届く返済表をご用意ください。
・新たにローンを使う方法もあります
・コロナ以降不動産価格が高騰していることもあり、築10年未満の戸建ては売却益が出ています